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ある浜崎の土蔵
秋深まる中、この春にお知らせしたかった話題をひとつ。
これまで、この春に完成した浜崎の古い建物をいくつかご紹介してきました。
音楽教室の開かれる町家 http://hamasakih.exblog.jp/10832633/
散髪屋さんの町家 http://hamasakih.exblog.jp/10976130/
お菓子屋さんの町家 http://hamasakih.exblog.jp/10624507/
ところが、実はもうひとつ鉄工所の事務所の土蔵というのがあります。
これです!
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ちなみに、元はこんな感じ。
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見た目は土蔵ですが、
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内部はれっきとした事務所です。

トタン板をはずすとこんな感じでしたが、よく見ると壁には海鼠壁の平瓦を留める竹釘の跡、柱には付け庇を支える腕木と持ち送りを挿した加工痕が残され、
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見事に往時の姿に修復することができました。
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実はこの修理工事の途中に担当されていた大工さんが亡くなれました。
人の死とはあっけないものですね。
これからもずっと続くと思っていた毎日が、いきなりシャットダウンされてしまいます。
よく考えると、ずっと続くはずはないんですが・・・。
しかし、仕事は残され、次へと繋がっていきます。
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彼の最後の仕事であろうこの庇は、この土蔵とともに生き続けます。

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こうして、この土蔵の新しい毎日がはじまりました。
- yo -
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by hamasaki_hagi | 2010-10-31 23:58 | 浜崎のまちかどより
津軽の響
突然ですが、津軽って知ってます?
青森県の西部の方を指し、林檎の産地です。

この秋の御船倉コンサートは、津軽三味線です。

なぜ、萩と津軽三味線?
実はこの春に津軽の中心地、弘前市には仲町という武家町の伝建地区があります。
その弘前市で全国の伝建地区の会議があり、そこに浜崎しっちょる会の会長さんが出席し、
その場で来萩の約束を取り付けました。

その約束をとり付けた人というのが、渋谷和生(しぶたにかずお)さん。
津軽三味線全国大会A級チャンピオン3連覇を達成した、まさに津軽三味線の第一人者。
http://www.shibutanikazuo.com/

いよいよ、御船倉コンサートの10月3日(日)がやってきました。
昼1時半からと夜6時からの2回に分け、それぞれ100名を超える席を用意しましたが、はやばやと完売。

そして、渋谷さん登場。
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弟子に睨みをきかす、ちょっと怖いこのお顔。
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あでやかな歌姫も加わり、緊張感みなぎる中、スタート。

秋の月夜に照らされる萩の指月山の絵を背景に津軽三味線の甲高い音色が響きます。
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ちなみに、この絵は浜崎の町並みの絵ハガキでおなじみの寺田晴美さんがこの日のために描きおろしたもの。
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でも、MCになると一転して、柔和な津軽弁で語りかけます。
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「みなさん、津軽にはたくさんの津軽節と呼ばれるものがあります。
津軽よされ節、津軽あいや節、津軽じょんがら節、それから津軽かつお節・・・あっこれは違いますね」
・・・だじゃれまで・・・。この柔らかさが、津軽三味線の緊張感を引き立てるのでしょうか。

昼、夜とも予定の90分を大幅に超え、2時間を超える大コンサートとなりました。

伝統的な町並みを大切にする浜崎と津軽、遠く離れた町並みを結ぶのは、やはり伝統的な文化のようです。
みなさん、お疲れさまでした。

- yo -
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by hamasaki_hagi | 2010-10-04 00:13 | 活動報告