ある浜崎の土蔵3
浜崎にはこんな土蔵があります。
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実はこの土蔵、大きいです。
この写っている通りから、向こう側の通りまでひと続きです。
つまり、この入口から入り、中を抜けて向こうに出ると、そこは別の通りだった!ということになります。

この土蔵、江戸時代に建てられたもので、当時は浜崎の港から揚がった物資を貯蔵するためのものだったと思われます。
このたび、所有者より浜崎のまちづくりに役立ててほしいと寄付されました。

で、早速に修理工事がはじまりました。
中はこんな感じです。
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江戸時代からの土蔵の歴史が空気として伝わってきます。

今回の修理は、江戸時代からこの土蔵を支えてきた土台や柱の取り換えや
屋根の葺き替えなどを伴う、大規模なものです。
工事がはじまると、この通り。
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まるで、舞台のセットのようです。

この大工事に様子は、これからまた中継致します。

- yo -
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# by hamasaki_hagi | 2011-03-21 00:54 | 浜崎のまちかどより
ヨルダンウィークin萩の様子
またまた村上です!
さっきの画像、大きかったですか、皆さん?
見やすいように…と大きくしたら、自分でもビックリするくらい大きい画像になりました。

さて、博物館のパネル展示の様子、お送りしますね!
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ぜひぜひ来てください。待ってます。本当に、待ってます。。
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# by hamasaki_hagi | 2011-02-22 13:25
ヨルダンウィークin萩 開催中!
こんにちは、九州大学の村上です!
今回は、私がアップします。

この前の土曜日から、ヨルダンウィークin 萩というのが、萩博物館のエントランスホールで始まりました。
2008年からJICA(独立行政法人国際協力機構)によって、中東の国ヨルダンで、萩まちじゅう博物館をモデルとした観光開発支援がおこなわれ、萩市の職員(O氏とS学芸員)や私が派遣され、萩まちじゅう博物館の仕組みや展開の手法などを現地の人々に伝えました。
その活動の様子を伝える写真パネル展を開催しています!
毎日、パネルの横に立っておりますので、みなさん、ぜひ来てくださいね!!

そして、今週末26日には、ヨルダン人2名を招いて、ヨルダンのお菓子やお茶を楽しみながら、現地の文化を学ぶ茶話会、そして、27日には、萩市職員(O氏とS学芸員)と私、そしてJICAのスタッフが報告会を開きます。
ヨルダン人に会えるのはこれが最初で最後かもしれませんよ(笑)
ぜひこちらの方も来てください!

特に、私はこれまで浜崎でみなさんと共にマップをつくったり、旧山村家住宅内の活用計画を考えたりする中で、本当にいろんなことをみなさんから学びました。今回ヨルダンへ行った時には、本当にその時の経験が役に立ったと思っています。
詳しいお話は…また報告会で。
と思っていますが、ぜひ一番みなさんに聞いていただきたいと思っています。
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# by hamasaki_hagi | 2011-02-22 10:43
市報より
2月15日号 市報 萩。
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この表紙はどこかで見たもの。
そう、前回ご紹介した旧山中家住宅二階のお雛さまです。
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萩市の市報は、その表紙を季節ごとの風物や催事を美しい写真を飾ります。
数あるお雛様の中で、旧山中のお雛様が選ばれたことは、とてもうれしいことです。

ちなみに、この号のトップの記事は、
この3月にオープンする新図書館「萩あいらぶり」についてでした。

ところで、写真の外人さんは誰?

- yo -
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# by hamasaki_hagi | 2011-02-17 22:40 | 浜崎の雛より
新春のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます!
と言おうと思ったら、ドタバタしている間にもう2月(涙)。
旧暦でのごあいさつとなりました。
で、もう浜崎にも春が来て、恒例のお雛様飾りです。
まずは、旧山中。
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まぶしいばかりの赤で埋め尽くされています。
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一階では、飾り付けをしたおばちゃん達の談笑が・・・。
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お雛様の搬入から飾り付けまで全てをやってのけるパワーには頭が下がります。

続いて、旧山村。
ここにも。
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あっちにも。
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そっちにも。
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浜崎のお雛様は、ほとんどが浜崎のお家で使われていたもの。
明治から昭和まで、いろんな形のお雛様を見ていると、
浜崎の時代ごとの暮らしぶりが想像できます。

この催しは、「萩城下の古き雛たち」→ http://hagishi.com/news/detail.php?a=2010120211273104として、
萩城下のあちらこちらで、行われていますが、
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断然、浜崎が一番のお勧めですよ。

新春のごあいさつでした。

- yo -
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# by hamasaki_hagi | 2011-02-09 04:17 | 浜崎の雛より
ある浜崎の土蔵2
また新たな土蔵の修理が終わろうとしています。
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この土蔵、以前に主屋を修理したご主人の土蔵です。
http://hamasakih.exblog.jp/10490563/
外壁の板は傷みがひどく、この度、全て取り替えざるを得ませんでした。
真新しい板の姿は今だけで、まもなく周囲にあわせて色が付けられます。
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でも、屋根の上には打出の小槌がかたどられた古い鬼瓦が再び載せられ、間もなく完成です。
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ちなみに、ご主人は土蔵の使い方を募集されているそうです。
詳しくはご主人まで。
- yo -
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# by hamasaki_hagi | 2010-12-11 23:46 | 浜崎のまちかどより
土間くん
こんにちは。
旧山村家の土間です。
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生まれてからもうすぐ二年です。
材料は真砂土と石灰と苦汁(ニガリ)です。
平たく言えば、山の土と貝殻などを砕いて焼いたものと、海水を煮たたせて残った汁を混ぜたもので、つまり近くで手に入る品ばかりです。
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これをひたすら叩いて、固めます。
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子供たちにも叩かれました。
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最初は、それでもバサバサでした。
・・・
それから二年。
毎日のように浜崎のおじちゃんやおばちゃん、旧山村を訪れる皆さんに踏まれ続けて、固まってきました。
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これからも踏み続けられることで、よりかっこいい土間になりたいと思っています。
時間はかかるけど・・・。

ちなみに、既に四年半の歴史を持つ先輩の旧山中家の土間はこんな感じ。
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黒光りをみせるその表情はカッコいいです。

浜崎のおじちゃんやおばちゃんと共に渋みを増していきたいものです。

通訳 - yo -
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# by hamasaki_hagi | 2010-11-29 00:01 | 浜崎のまちかどより
ある浜崎の土蔵
秋深まる中、この春にお知らせしたかった話題をひとつ。
これまで、この春に完成した浜崎の古い建物をいくつかご紹介してきました。
音楽教室の開かれる町家 http://hamasakih.exblog.jp/10832633/
散髪屋さんの町家 http://hamasakih.exblog.jp/10976130/
お菓子屋さんの町家 http://hamasakih.exblog.jp/10624507/
ところが、実はもうひとつ鉄工所の事務所の土蔵というのがあります。
これです!
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ちなみに、元はこんな感じ。
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見た目は土蔵ですが、
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内部はれっきとした事務所です。

トタン板をはずすとこんな感じでしたが、よく見ると壁には海鼠壁の平瓦を留める竹釘の跡、柱には付け庇を支える腕木と持ち送りを挿した加工痕が残され、
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見事に往時の姿に修復することができました。
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実はこの修理工事の途中に担当されていた大工さんが亡くなれました。
人の死とはあっけないものですね。
これからもずっと続くと思っていた毎日が、いきなりシャットダウンされてしまいます。
よく考えると、ずっと続くはずはないんですが・・・。
しかし、仕事は残され、次へと繋がっていきます。
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彼の最後の仕事であろうこの庇は、この土蔵とともに生き続けます。

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こうして、この土蔵の新しい毎日がはじまりました。
- yo -
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# by hamasaki_hagi | 2010-10-31 23:58 | 浜崎のまちかどより
津軽の響
突然ですが、津軽って知ってます?
青森県の西部の方を指し、林檎の産地です。

この秋の御船倉コンサートは、津軽三味線です。

なぜ、萩と津軽三味線?
実はこの春に津軽の中心地、弘前市には仲町という武家町の伝建地区があります。
その弘前市で全国の伝建地区の会議があり、そこに浜崎しっちょる会の会長さんが出席し、
その場で来萩の約束を取り付けました。

その約束をとり付けた人というのが、渋谷和生(しぶたにかずお)さん。
津軽三味線全国大会A級チャンピオン3連覇を達成した、まさに津軽三味線の第一人者。
http://www.shibutanikazuo.com/

いよいよ、御船倉コンサートの10月3日(日)がやってきました。
昼1時半からと夜6時からの2回に分け、それぞれ100名を超える席を用意しましたが、はやばやと完売。

そして、渋谷さん登場。
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弟子に睨みをきかす、ちょっと怖いこのお顔。
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あでやかな歌姫も加わり、緊張感みなぎる中、スタート。

秋の月夜に照らされる萩の指月山の絵を背景に津軽三味線の甲高い音色が響きます。
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ちなみに、この絵は浜崎の町並みの絵ハガキでおなじみの寺田晴美さんがこの日のために描きおろしたもの。
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でも、MCになると一転して、柔和な津軽弁で語りかけます。
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「みなさん、津軽にはたくさんの津軽節と呼ばれるものがあります。
津軽よされ節、津軽あいや節、津軽じょんがら節、それから津軽かつお節・・・あっこれは違いますね」
・・・だじゃれまで・・・。この柔らかさが、津軽三味線の緊張感を引き立てるのでしょうか。

昼、夜とも予定の90分を大幅に超え、2時間を超える大コンサートとなりました。

伝統的な町並みを大切にする浜崎と津軽、遠く離れた町並みを結ぶのは、やはり伝統的な文化のようです。
みなさん、お疲れさまでした。

- yo -
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# by hamasaki_hagi | 2010-10-04 00:13 | 活動報告
ヨルダン
突然ですが、ヨルダンって国知ってます?
ニュースでイスラエルとパレスチナの紛争でよく「ヨルダン川西岸」ってのが出てきますね。あの辺です・・・。
周りの国はそのイスラエルにパレスチナ暫定自治区、サウジアラビア、イラクにシリア(怖・・・)。

突然ですが、旧山中家二階でヨルダンのサルトという町で行われている町並み保存のミニ展示会が開催されています。
なぜ、ヨルダンで町並み保存?
イスラエルとアラブの紛争の中で町並み保存?
石油で儲かっているのに町並み保存?
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「ヨルダン」で検索してみると、
周囲をキナ臭い国 (失礼 m(_ _)m) に囲まれているのに王様を中心に政情安定。
アラブのくせ (失礼 m(_ _)m) に石油をほとんど産出しない。

そんなヨルダンが生きる道は、地域資源をいかした「観光」。
なんか、どこかの国の萩と同じようですね。

その観光の目玉は、インディ―ジョーンズの舞台にもなった世界遺産ぺトラ遺跡に死海。
しかし、観光が成熟してくると、金閣寺と姫路城だけじゃなくて、町並みへ踏み出したくなるもの。
そこで、注目が集まったのがサルトという町です。

でも、ヨルダンには町並み保存のまちづくりという経験もノウハウもありません。
そこで、日本のJICA(国際協力機構)がお手伝いするにあたり注目したのが、
萩のまちじゅう博物館構想とそのまちづくり。
その経験とノウハウをサルトに伝えるためにある女子学生さんが仲間とともにヨルダンに派遣されました。
その女子学生は九州大学の西山研究室に所属し、日夜、文化遺産をいかしたまちづくりを研究しているカヨちゃんと言います。

実は、カヨちゃんは、浜崎とも深い縁があるのです。
http://hamasakih.exblog.jp/9548341/
彼女はヨルダンに渡る前は、この展示を行っている旧山中家と旧山村家を
浜崎町並み交流館として整備するためのいろんな活動に携わっていました。
浜崎マップも彼女のデザインですし、土蔵の展示方法や整備などにも浜崎のために献身的に活動されてきました。そのカヨちゃんが浜崎の経験をもとにサルトの町で活動し、そして、その活動の様子を再び、浜崎に持ち帰ったとうわけです。

・・・ということで、非常に長くなったのですが、なぜ浜崎の旧山中の二階で中東のヨルダンのサルトの町で行われている町並み保存のミニ展示会が行われているかということの説明でした。

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ミニ展示会では、彼女の撮影したサルトの日常的な美しさを切り取った写真や、本、活動の様子のフォトブック
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などを通して遠くて見知らぬ国を旅したように楽しめます。

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展示のテーブルクロスや衣装からのアラブが感じられますね。

遠くて近いサルトと浜崎。
磨けば光るサルトと浜崎の町並み。
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町並み保存のまちづくりが生んだ新たな繋がりを大事にしたいものです。
是非、ご覧あれ。

- yo -
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# by hamasaki_hagi | 2010-09-13 23:51 | 旧山中家より